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人々の感性や想像力を育み、新しい価値の創造をめざします。
三重県立美術館は、1982 年9月開館以来、以下のような活動を行っています。
≪普及≫
美術館のあり方の特徴は、それが単なる象牙の塔に留まらず、常に社会に積極的に働きかけようとすることにあります。
企画展開催に際しての広報活動、美術講演会、ギャラリートークや美術セミナー、遠隔地の人々を対象にした移動美術館、美術館ニュース『HILL WIND』の発行などを行っています。
≪展示≫
美術館活動の成果が最も目につくかたちをとるのは、作品の展示においてです。とりわけ美術館の真価が問われるのは、その常設展示によってです。
本館の常設展示は年間4期に分けて、日本近代絵画を中心に、現代に至る美術の流れを系統的に捉えることを目指しています。また企画展示室では独自のテーマによる自主企画展を催すとともに、より広い観点での共同企画展を行っています。
≪資料の収集保管≫
明治期以降の日本近代洋画を中心に、現代の生きた動きを物語る作品、日本の作家たちに影響を与えた海外の作品、さらに近世以後の三重県にゆかりの深い美術家の作品など6,000点を超える作品を収集し、美術全般に関わる図書や資料とあわせて、近代以降の美術の大きな流れを捉えるようにしています。また収集された作品は、整理保管され、後世へと伝えるためにも長期的な保存を心がけています。
≪調査・研究≫
美術館でのあらゆる活動の出発点は、美術に関する広くまた深い研究です。
展覧会の企画のための準備に際してはもとより、平時より、収蔵品及び三重県ゆかりの美術家や美術資料を中心に、特定のテーマを設けて調査研究活動を行っています。 また館としての研究とともに、学芸員は各自の専門領域で研究テーマがあり、それが研究機関として、さらには社会と密接な交渉を持つ教育機関としての美術館運営の基礎となっています。
商品パッケージや報道写真など日常の物を芸術作品に取り込み、1960年代のアメリカのアート・シーンを席巻したポップ・アート。本展では、ポップ・アートを代表する4人の作家ロイ・リキテンスタイン、アンディ・ウォーホル、ロバート・ラウシェンバーグ、ジャスパー・ジョーンズの版画作品を中心に、その魅力に迫ります。
●期間 :2025年11月3日(月・祝)から12月28日(日)まで
●休館日 :毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
●開館時間:午前9時半から午後5時(入館は午後4時30分まで)
●会場 :三重県立美術館 企画展示室
●観覧料 :一般1,000(800)円、学生800(600)円、高校生以下無料
( )内は前売りおよび20名以上の団体割引料金
★☆★11月16日(日)の関西文化の日にはスライドトークも!!★☆★
●期間中のイベント
(1)記念講演会
「ポップ・アートの時代」
講師:池上 裕子(いけがみ ひろこ)(大阪大学教授)
日時:11月30日(日)14時から(90分程度)
会場:三重県立美術館 地下1階講堂
定員:140名
参加費無料、当日先着順(直接講堂にお越しください。13時30分に開場します。)
※手話通訳・要約筆記、その他支援をご希望の方は、2週間前までにご相談ください。
(2)スライドトーク
本展の担当学芸員が展示解説をします。
日時:11月16日(日 ※関西文化の日)、12月20日(土)14時から(30分程度)
会場:三重県立美術館 地下1階講堂
定員:140名
参加費無料、当日先着順(直接講堂にお越しください。13時30分に開場します。)
※手話通訳・要約筆記、その他支援をご希望の方は、2週間前までにご相談ください。
なお、12月20日(土)は手話通訳・要約筆記を行います。
三重県立美術館
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