関西国際空港近く大阪最古級300年の伝統ある酒蔵

江戸時代より続く300年超の伝統ある酒蔵。酒蔵も本宅も国の登録有形文化財に指定されています。
本宅には、大正時代の座敷、洋館、茶室、日本庭園があります。座敷の廊下は、けやきの一枚板、天井は節のない杉板を使用。ガラス障子は斜めから見ると波打っており時代を感じます。洋館の窓はステンドグラス、銅板の屋根、ペルシャ絨毯が見ものです。日本庭園には錦鯉が泳ぐ池、また自然の趣が残る大きな庭石や灯籠もあります。創業当時から常時手入れされた松の木も見事です。

酒蔵は江戸時代からの蔵を使い、今も昔ながらの手造りで仕込み作業を行なっています。天井の太く長い梁、また創業当時からの大きな八角形の井戸も見ものです。井戸は和泉山脈からの伏流水が涸れることなくこんこんと湧き出しています。蔵内には大きな仕込みタンクが十数基あり、仕込み期間中に行くと、そのかき混ぜ作業も見学できます。

酒の銘柄は「浪花正宗」。全国新酒鑑評会はじめ内外の品評会にて何度も金賞受賞している品質本位の蔵。直売所では製造しているすべての商品を試飲することができます。