熊野古道なかへち美術館

熊野古道なかへち美術館

世界遺産の熊野古道のそばの美術館で歴史と文化も感じられます

熊野古道なかへち美術館は、現在国際的に活躍する建築ユニット「妹島和世+西沢立衛/SANAA」が最初に手がけた美術館で、1998年に開館しました。野長瀬晩花や渡瀬凌雲など、地元ゆかりの作家の作品を展示するほか、現代の表現も紹介しています。

特別展 野長瀬晩花と国画創作協会の画家たち

2023年10月7日(土)~12月3日(日)
開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日  毎週月曜日(ただし10月9日は開館)・10月10日(火)・11月24日(金)
主催   田辺市立美術館

  • 野長瀬晩花(本名・弘男)は、1889(明治22)年に現在の田辺市中辺路町に生まれた画家です。
  • 13歳から大阪に出て日本画を学び、その後京都に移って、1909(明治42)年に京都市立絵画専門学校の第一期生となります。この頃から「晩花」の号を用いるようになり、学校にはほとんど通わず、反官展の姿勢を示して独創的な作品を発表しました。やがて洋画の手法を取り入れた表現が注目され、大正期の京都画壇で異彩を放ちます。その後は次第に画壇から離れていきましたが、最後まで絵筆をとり続け、晩年は出身地の公民館に作品を寄進し、母校の校歌を作詞するなど、郷里への思いを強くしていました。
  • 熊野古道なかへち美術館(田辺市立美術館分館)は、開館当初から晩花の作品の収集や展覧会の開催を通じて顕彰を重ねてきました。今年開館から25周年を迎えるにあたって、改めてその芸術を振り返る機会をもちたいと思います。
  • また、晩花が創立に参画し、大正期の日本画に新風を吹き込んだ美術団体「国画創作協会」に関係した画家たちの作品も同時に展観して、近代における日本画表現の革新の動向についても紹介します。

写真

熊野古道なかへち美術館

熊野古道なかへち美術館

基本情報

住所
〒646-0015 和歌山県田辺市中辺路町近露891
TEL
0739-65-0390
FAX
0739-65-0393
最寄り駅
上富田(IC)より車で約40分
JR紀伊田辺駅からバスで約1時間
URL
URL
E-MAIL
nakahechi.bijutsukan@city.tanabe.lg.jp
開館時間
10:00 ~ 17:00 (最終入館時間 16:30)
夜間開館
入場料
通常時: 有料
特別展示料: 有料
・学生及び18歳未満は無料
・65歳以上の方、身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方 は半額。
・第一種身体障害者、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方の介護者1名は無料。
※証明できるものをご提示下さい。
休館日
月曜日
月曜日が祝日または振替休日のときはその翌日・祝日の翌日・12月28日~1月4日
※展示替え等のための臨時休館があります。
ユニバーサル設備
スロープ車いす貸出、ベビーカー貸出、申し出による授乳室、筆談対応

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