「葛城修験」-里人とともに守り伝える修験道はじまりの地

「葛城修験」-里人とともに守り伝える修験道はじまりの地

2022年02月01日

和歌山~大阪~奈良の境に聳える (そびえる)葛城の峰々。修験道の開祖と言われる役行者(えんのぎょうじゃ)がはじめて修行を積んだこの地は、世界遺産の吉野・大峯と並ぶ「修験の二大聖地」と称されています。この地には、役行者が法華経を1品ずつ埋納したという28の経塚があり、今も修験者たちは、その経塚や縁の寺社、滝や巨石を巡ります。そしてその修行にはいつの時代も、この地に暮らす人々との深いつながりがありました。
修験者や地域の人々が大切にしてきた聖地「葛城修験」――修験道の歴史は、ここから始まりました。

和歌山県(和歌山市、橋本市、紀の川市、岩出市、かつらぎ町)
大阪府(岸和田市、泉佐野市、河内長野市、和泉市、柏原市、阪南市、岬町、河南町、千早赤阪村)
奈良県(五條市、御所市、香芝市、葛城市、王寺町)

主な構成文化財

紀州加太浦 「採燈大護摩供」

紀州加太浦 「採燈大護摩供」

中津川行者堂

中津川行者堂

転法輪寺 れんげ大祭

転法輪寺 れんげ大祭

葛城踊り

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