旅引付と二枚の絵図が伝えるまち~中世日根荘の風景~

旅引付と二枚の絵図が伝えるまち~中世日根荘の風景~

2022年02月01日

今から800年前、泉佐野市は上級貴族、九条家の領地「日根荘」でした。ここには二枚の荘園絵図と九条政基が書いた「旅引付」という日記が残されています。
絵図には緑豊かな風景に、田畑に恵の水を注ぐため池や水路、社寺などが描かれ、日記には500年前の村の生活や人々の様子がいきいきと記されています。
荘園の地を創り、中世から受け継がれてきた現在のこの風景は、絵図や日記に描かれた魅力ある農村景観へと誘ってくれるのです。

大阪府 泉佐野市

主な構成文化財

日根荘大木の農村景観(ひねのしょうおおぎののうそんけいかん)

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土丸・雨山城跡(つちまるあめやまじょうあと)

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犬鳴山七宝瀧寺(いぬなきさんしっぽうりゅうじ)

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慈眼院多宝塔(じげんいんたほうとう)国宝

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