和歌山大学紀伊半島価値共創基幹 紀州経済史文化史研究所

和歌山大学紀伊半島価値共創基幹 紀州経済史文化史研究所

大学内にある博物館相当施設です。

本研究所は、紀州地域の経済・文化の研究及び人と自然に関する研究やその成果の公開・展示を行っています。

2023年度特別展「移民と和歌山2023:記憶と遺物の継承~過去から現在、そして未来へ~」について

令和5年10月3日(火)より、特別展「移民と和歌山2023:記憶と遺物の継承~過去から現在、そして未来へ~」を開催します。

かつて労働を目的として日本人が諸外国に移民した時期があります。和歌山県からも、3万人以上の県民が北米や中南米をはじめ諸外国へと海を渡っています。明治期に始まる日本人海外移民については、時代の変遷と共に人々の記憶から遠のき、移民した人々の遺物もまた世代交代とともに消失の危機にあるのが現状といえます。
そのようななか、和歌山県においては、移民あるいは移住の歴史を保存し次世代へ伝えていこうという機運があり、各家庭で移民した先人の遺品も大切に保管されてきました。

 2009年以来、紀州経済史文化史研究所は移民展示を開催することによって、移民をめぐる諸相を取り上げ、次世代を担う若者や一般の方々に伝える試みを継続してきました。一方、和歌山県下において、移民母村と呼ばれた自治体や移民・移住に深く関わる機関や団体と連携を図り、資料の保存活動も進めてきました。このような取り組みを通して、貴重な資料や情報を提供いただいてきました。

 2023年度は、和歌山県で「第2回和歌山県人会世界大会」が開催されます。この機会に、これまでに寄贈いただいた貴重な遺物や当研究所の資料を公開し、和歌山に暮らす人々だけでなく、世界各地の日系コミュニティーの人々へもコミュニケーションを図る機会となることを願い、特別展を開催します。

写真

企画展の展示風景

企画展の展示風景

基本情報

住所
〒640-8510 和歌山県和歌山市栄谷930番地
TEL
073-457-7891
FAX
073-457-7890
最寄り駅
南海電鉄南海線「和歌山大学前」駅より和歌山バスで和歌山大学行きに乗り約4分下車すぐ
URL
URL
E-MAIL
kishuken@ml.wakayama-u.ac.jp
開館時間
10:30 ~ 16:00 (最終入館時間 15:30)
夜間開館
入場料
通常時: 無料
特別展示料: 無料
休館日
土日祝日および学術情報センター図書館の閉館日に準ずる。
ユニバーサル設備
車いす使用者等用駐車場、車いす使用者対応トイレ、スロープ、エレベーター

アクセスマップ

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