
栗東歴史民俗博物館
幅広い分野から、栗東の歴史と文化を紹介
名神高速道路栗東インターチェンジのすぐ南方にあり、平成2年(1990)にオープンした博物館。栗東市立図書館や栗東自然観察の森など、栗東市の文化施設が集まる一帯に立地してます。
エントランスホール正面には狛坂磨崖仏(複製品)をシンボルとして展示しています。栗東市南部の金勝山中にある実物と同じ大きさの巨大な石仏が、来館者の皆様をお出迎えします。
展示室は2つあり、第1展示室の通史展示「栗東の歴史と民俗」では、縄文時代から近代に至るまでの栗東のあゆみと、民俗行事を紹介しています。一方の第2展示室では、年間数本、テーマをしぼった展覧会を開催しています。シンボル展示に代表されるような仏教文化や神道美術のほか、古代の栗東のすがたを明らかにする考古資料、東海道・中山道といった街道沿いに花開いた文化や、辻村鋳物師の作品など、幅広い分野から栗東の歴史を感じることができる博物館です。
また、敷地内の移築民家旧中島家住宅(国の登録有形文化財)では、かまどでの炊飯体験などの様々な事業を通じて、歴史や昔のくらしを体験的に学ぶ機会を提供しています。
ユネスコ無形文化遺産登録記念展「小杖祭りの祭礼芸能―栗東の風流踊―」
会期:5月27日(土曜日)から7月17日(月曜日・祝日)まで
小槻大社(下戸山)の例祭(小杖祭り)で行われる祭礼芸能「小杖祭りの祭礼芸能」を含む「近江湖南のサンヤレ踊り」をはじめとする、全国各地41件の風流踊がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを記念して、小杖祭りの祭礼芸能を初めとする栗東の風流踊を紹介します。
【関連企画】
・展示解説会 6月18日(日曜日)、7月9日(日曜日) いずれも14時から
・歴史講座「近江湖南の風流踊―サンヤレ踊りを中心に―」
内容:風流踊の特徴や近江への伝播・広がりや、湖南地域に残る風流踊りの状況や特徴、また、「小杖祭り
の祭礼芸能」を中心に、風流踊のなかでの「近江湖南のサンヤレ踊り」の傾向や特徴などを紹介しま
す。
日時:6月24日(土曜日)14時から16時30分まで
講師:植木 行宣 さん(基調講演/元京都学園大学教授)
宇野 日出生 さん(小槻大社宮司 栗東市文化財審議員)
矢田 直樹 さん(滋賀県文化財保護課)
会場:栗東歴史民俗博物館 研修室
参加費:無料
対象:一般、どなたでも
定員:90人(要事前申込、先着順)
申込方法:6月1日(木曜日)9時30分受付開始。栗東歴史民俗博物館に電話(077-554-2733)で申込。

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栗東歴史民俗博物館
基本情報
- 住所
- 〒520-3016 滋賀県栗東市小野223-8
- TEL
- 077-554-2733
- FAX
- 077-554-2755
- 最寄り駅
- JR琵琶湖線「草津」駅より帝産バスで図書館・博物館前下車すぐ
- URL
- URL
- hakubutsukan@city.ritto.lg.jp
- 開館時間
- 09:30 ~ 17:00 (最終入館時間 16:30)
- 夜間開館
- 無
- 入場料
-
通常時: 無料
特別展示料: 有料
入館料は無料です。
特別展開催時には、別途観覧料を設定する場合がありますが、令和5年度については観覧料を設定する展覧会の開催予定はありません。 - 休館日
-
月曜日(祝日・振替休日を除く)、祝日・振替休日の翌日(土・日・祝日を除く)、
年末年始(12/28~1/4)、展示替のための臨時休館 - ユニバーサル設備
- 車いす使用者等用駐車場、車いす使用者対応トイレ、車いす貸出、ベビーカー貸出、申し出による授乳室