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神戸市へ行くなら立ち寄りたい!定番観光地と穴場スポット5選

神戸市へ行くなら立ち寄りたい!定番観光地と穴場スポット5選

最終更新

日本の玄関口として古くから異文化を受け入れてきた港町・神戸。山と海に囲まれた美しい街並みとともに、自然、温泉、伝統工芸、グルメなど、旅人の心を豊かにする場所が満載です。本記事では、そんな神戸の美しい街並みを一望できる施設、1000年以上の歴史を誇る温泉地での伝統工芸体験、英語ガイド付きの酒蔵見学など、訪日観光客にもおすすめの神戸の魅力的な5つのスポットと体験をご紹介します!

港町の美景を一望!グルメと体験も楽しめる「神戸布引ハーブ園」の魅力

江戸時代における200年以上の鎖国は、1853年のペリー来航で終わりを告げ、1854年に開国した日本。神戸港が1868年に開港して以降、神戸には多くの外国人が訪れ、諸外国の文化を取り入れた生活へと発展していきました。現在でも、神戸市内には当時の洋館など歴史的な建築が数多く残されています。

神戸に根付く西洋文化を受け継ぐ「神戸布引ハーブ園」は、約200種75,000株の花やハーブが咲き集う日本最大級のハーブ園です。神戸の主要観光地からアクセス良好で、園内を自由に散策できるだけでなく、神戸の街並みを一望できるロケーションが魅力。

神戸布引ロープウェイは、約30秒間隔で常時運行しており、山頂まで約10分で到着します。ゴンドラからは神戸市街全景、ポートタワー、晴れた日には大阪・和歌山まで広がる壮大な眺望が楽しめます。また、山頂エリアはドイツ風の建物と季節の花に囲まれ、レストランやカフェで景色を楽しみながら食事や休憩ができます。

山頂エリアのアロマスタジオでは、ハーブと塩を使って、お部屋の芳香剤として活用できるモイストポプリづくり体験ができます。25種類の精油から好きな香りを選び、塩と混ぜ、ドライハーブで飾り付けてソルトを作ります。作ったソルトは当日持ち帰りが可能。英語の説明書があるので、日本語に自信がない方でも安心して楽しめますよ。

園内でグルメと景色を楽しみたい方は、「ザ・ヴェランダ神戸」へ。1階はテラス席が魅力のカジュアルカフェとなっていて、自然を感じながらくつろげます。

ここでは、国産牛100%使用のボリューム満点バーガー(ローズマリー入りバンズ)や、オリジナルハーブティー、季節ごとに味が変わるソフトクリームが楽しめます。館内や飲食店は基本的に英語表記があるので外国の方でも気軽に楽しめます。

散策路には、ハーブ、スパイス、野菜の栽培エリアやテーマ別のガーデン、温室など多様な植物が楽しめ、一歩ごとに異なる景色や香りに出会えます。神戸の街並みを見渡せる屋外ハンモックエリアもあり、癒しの時間を過ごせます。
発着地となるロープウェイ山麓駅では、オリジナル商品や神戸土産も購入できるので、神戸観光を最後まで存分に楽しめるスポットです。

1000年の歴史を誇る有馬温泉であっと驚く伝統工芸品を作ろう!

有馬温泉」は、神戸の中心・三宮から車で30分ほどと都会に近い温泉地であると同時に、日本最古の温泉の一つで1000年以上の歴史を誇ります。有馬温泉にはさまざまな名物があり、特に何百年も大切に伝承されてきた伝統工芸品「人形筆」に触れられる体験はとてもおすすめです。

約450年前から伝わる有馬人形筆は、ペン先を下に向けると筆尻から小さな人形が顔を出す「からくり」が特徴の可愛い筆です。竹軸に施された美しい絹糸の模様は職人の繊細な技が光り、子宝や安産を願う縁起物としても知られています。

有馬玩具博物館1階のおもちゃ工房で開催される体験では、人形筆の歴史や製作方法、からくりの秘密を学べ、実際に筆作りを体験できます。完成後は、有馬玩具博物館で世界のおもちゃやからくり人形約4000点の鑑賞も楽しめます。
翻訳アプリを使用した英語での説明も可能で、6歳程度から参加可能なため、家族旅行の思い出作りにもおすすめですよ。

英語ガイド付き!日本酒「福寿」の酒蔵見学とテイスティング体験

神戸市灘区、東灘区、西宮市の海岸沿いにある灘五郷は、日本三大酒どころのひとつに数えられています。この地域で酒造りが盛んになった理由は、六甲山系の伏流水である名水「宮水」があったことや、裏六甲と言われている地域の地質や気候が酒米栽培に極めて適しており、酒米の王様「山田錦」の生産地であったことなどが挙げられます。

そんな灘五郷エリアで1751年に創業した酒蔵「神戸酒心館」では、酒造りについて学べる体験を提供しています。「神戸酒心館」の代表銘柄「福寿」は、フランスのトップソムリエが審査する日本酒コンペティション「KURA MASTER 2025」の純米酒部門で金賞を受賞するなど、国際的にも評価の高い日本酒です。「福寿」の名前は、福を呼ぶとされる七福神の福禄寿に由来し、飲む人に幸せが訪れるよう願いが込められています。

体験プログラムでは、ガイドの案内のもと酒蔵内を見学し、さらに選りすぐりの「福寿」を特別試飲して奥深い味わいを心ゆくまで堪能できます。
日本酒の聖地「灘五郷」が誇るこの名酒の醸造を、多言語ガイドと共に深く体験してみませんか?

地元の旬の味と日本酒を堪能!酒蔵が営む料亭の会席料理

神戸酒心館は、日本酒「福寿」を作っている酒蔵で日本酒を複合的に楽しめる施設です。こちらのお酒を造る「福寿蔵」では伝統と革新を両立する「福寿」の酒造りを見学できます。蔵元ショップ「東明蔵(とうみょうぐら)」では、福寿の日本酒の販売だけでなく、無料試飲体験も行っています。また、量り売りのスタイルで提供される蔵元限定の名物酒「FUKUJU KEGDRAFT」や、オリジナルの酒粕スイーツなど、蔵元でしか買えない商品もそろっているので酒蔵のお土産としても必見。

敷地内の日本料理店である「蔵の料亭さかばやし」では、地元の食にこだわる会席料理と「福寿」を合わせたペアリングを楽しめます。

「蔵の料亭 さかばやし」は、六甲の里山を思わせる趣のある日本庭園の中に佇む木造酒蔵。ここでは、地元の旬菜、自家製豆腐、蕎麦など、選りすぐりの逸品を味わえる会席料理を提供しています。

2025年12月まで販売される「プレミアム酒蔵観光体験」ツアーは、専門ガイドから伝統的酒造りの魅力を丁寧に説明してもらった後に、「福寿」のテイスティング、地元の食材を用いたオリジナル特別会席料理と日本酒のペアリングを堪能できる贅沢なプランです。

蔵元でしか味わえない名物酒の蔵直採り生酒や「FUKUJU KEGDRAFT」などと共に、五感が満たされる極上のひとときを、心ゆくまで楽しんでみてはいかがでしょうか?

神戸港のシンボル「神戸ポートタワー」から夜景鑑賞

©神戸ウォーターフロント開発機構

©神戸ウォーターフロント開発機構

神戸港に相応しいランドマークタワーとして、1963年に誕生した神戸ポートタワー。世界初のパイプ構造の建造物で、和楽器の鼓を長くしたような外観(双曲面構造)が特徴の展望タワーです。英語対応可能なスタッフがいるため、日本語がわからなくても安心してチケット購入やタワー見学ができますよ。

©神戸ウォーターフロント開発機構

©神戸ウォーターフロント開発機構

神戸の息をのむような大パノラマを、展望フロアと屋上デッキから独り占めできます。目の前には、青い海と港、煌めく街の灯、そして雄大な六甲山系がどこまでも広がる絶景が待っていますよ。23:00(最終受付は22:30)まで営業しているので、夜景スポットとしても人気です。
時間ごとに異なる表情を見せるこの地の美しさを、心ゆくまで楽しんでみてはいかがでしょうか?
神戸ゆかりの品々が揃う物販施設では、旅の思い出となる逸品もきっと見つかるはずです。

神戸には、美しい景観とともに、日本の伝統や文化を身近に感じられる特別な体験が数多くあります。朝から夜まで魅力に満ちた神戸を、ぜひ余すことなく楽しんでくださいね。

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