【兵庫・播磨】日本の伝統と侍文化を知る!おすすめ観光スポット5選
2021年03月05日
日本で初めて世界文化遺産に登録された姫路城をはじめ、日本の歴史や伝統、侍文化に触れられる播磨(はりま)エリア。今回は中でもおすすめのスポットを5つ厳選してご紹介します。
播磨とは?
歴史や風土の異なる5つの地域で構成される兵庫県。その西南部に位置するのが「播磨」エリアです。姫路や赤穂(あこう)、龍野(たつの)をはじめとする城下町や古刹などが点在する歴史が息づく地域なので、日本の伝統や侍文化に触れてみたい!という方にぴったり。隣接する神戸エリアの灘(なだ)とともに、日本酒について知ることができるのもこのエリアの魅力です。
1.「桔梗隼光鍛刀場(ききょうはやみつたんとうじょう)」で日本刀を知る
一切の無駄を省いた姿が美しい日本刀。その作刀工程を見学できるのが、相生市(あいおいし)・羅漢(らかん)の里にある「桔梗隼光鍛刀場」です。刀工による伝統技をいつでも自由に無料見学OK。行われる作業は日によって異なるので、鋼をたたいて伸ばす、日本刀の“鍛錬”を見学したいなら、事前予約制の有料見学(1回10,000円)が確実です。小刀づくり体験(1人8,000円~40,000円・要予約)もできるのでぜひ挑戦してみてくださいね。
【施設名】 桔梗隼光鍛刀場
【開館時間】 9:00 am~5:00 pm
【休館日】 不定休
【価格】 見学無料
【URL】 公式ホームページ(日本語のみ)
【住所】 兵庫県相生市矢野町瓜生羅漢口28 羅漢の里
【Google Map URL】 GoogleMap
2.鮮やかな白い城壁が美しい「姫路城」で侍文化に触れる
数ある城の中でも日本一の名城と称されるのが「姫路城」。その理由は、敵の侵入を遅らせる複雑巧妙な縄張(設計、構成、仕組み)にあります。鮮やかな白漆喰(しろしっくい・消石灰を主原料とした、顔料を加えない白い壁材)の城壁、いくえにも重なる屋根が美しい天守閣も魅力。まるで羽根を広げたシラサギのように優美な姿から「白鷺(しらさぎ)城」とも呼ばれています。
【施設名】 姫路城
【開館時間】 9:00 am~4:00 pm(閉門は5:00 pm) ※4月27日~8月31日は5:00 pmまで(閉門は6:00 pm)
【休館日】 12月29日、30日
【価格】 入城料:大人(18歳以上)1,000円、小・中・高校生300円
【URL】
公式ホームページ
関西観光本部ホームページ
【住所】 兵庫県姫路市本町68 姫路城三の丸広場北側
【Google Map URL】 GoogleMap
3.「書寫山圓教寺(しょしゃざんえんぎょうじ)」で侘(わ)び寂(さ)びを体感する
姫路城から北西約6kmの書写山。その山上にある「書寫山圓教寺」は、1000年以上の歴史を刻む格式高い古刹です。侘び寂びの世界を感じさせる古びた趣のある境内は、3つの谷に分かれており、山門から最も離れた西谷はとくに静謐(せいひつ・静かで落ち着いていること)でひんやりとした空気漂う場所。映画「ラスト サムライ」のロケ地としても知られています。ふもとから山上へはロープウェイでアクセスできますよ。
【施設名】 圓教寺
【開館時間】 8:30 am~6:00 pm ※冬季は5:00 pmまで
【休館日】 無休 ※2月に定期点検のためロープウェイの運休あり(約2週間)
【価格】 入山料500円、ロープウェイ往復1,000円
【URL】
公式ホームページ
関西観光本部ホームページ
【住所】 兵庫県姫路市書写2968
【Google Map URL】 GoogleMap
4.忠臣蔵で有名な赤穂市の「赤穂温泉」で癒やされる
身も心もリフレッシュしてくれる温泉を体験するなら、瀬戸内海に臨むロケーションが魅力の「赤穂温泉」がおすすめ。日帰り入浴も可能な温泉宿がいくつかあり、中でも「銀波荘(ぎんぱそう)」は目の前に広がる海と湯船が一体となったような絶景露天風呂が自慢。赤穂は歴史を題材とした有名な物語「忠臣蔵※」の舞台としても知られており、ゆかりのスポット巡りも楽しめます。
※18世紀初頭、主君への忠義から赤穂の義士が起こした仇(あだ)討ち事件が題材。歌舞伎や映画、ドラマなど、現代に至るまでたびたび取り上げられている。
【施設名】 銀波荘
【開館時間】 11:00 am~2:30 pm(最終受付2:00 pm)、6:00 pm~8:00 pm(最終受付7:00 pm)
※第一月曜は3:00 pm~8:00 pm
【休館日】 不定休
【価格】 日帰り入浴:大人1,800円、小人1,000円、幼児500円、2歳以下無料
【URL】 銀波荘公式ホームページ
【住所】 兵庫県赤穂市御崎2-8
【Google Map URL】 GoogleMap
5.日本酒のルーツを知る
播磨は現代の酒造りの起源となる“麹(こうじ)を使った酒造り”が日本で初めて行われたと考えられている場所。最高級の酒米・山田錦の最大の産地でもあり「日本酒のふるさと」とも言われています。酒蔵見学(要予約)もできる「灘菊(なだぎく)酒造」など、古くから続く蔵元も多数。さらに日本酒の魅力を堪能したいなら、隣接する神戸エリア、日本三大酒処「灘」もあわせて訪れて。沢の鶴や菊正宗、日本盛(にほんさかり)など有名な蔵元が運営する資料館もあり、より深く日本酒について知ることができます。
【施設名】 灘菊酒造株式会社
【開館時間】 10:00 am~6:00 pm
【休館日】 12月31日~1月3日
【URL】 灘菊酒造株式会社公式ホームページ
【住所】 兵庫県姫路市手柄1-121
【Google Map URL】 GoogleMap
いかがでしたか?この記事を参考に、ぜひ播磨を訪れてみてくださいね。