最高級の素材にこだわる、鳥羽市の名店「まつむら」で極上の松阪牛を

店主の松村さんは松阪市の老舗肉料理店で修業後、「地元鳥羽にも松阪牛の美味しさを伝えたい」という思いから約35年前に「肉料理 まつむら」を創業。構えた店舗は高級感あふれる和風建築で席は純和風の個室を6室用意、各お部屋の窓からは風情ある日本庭園を眺められるなんとも贅沢な空間です。そんな店内でいただく最高のお肉は、まさに極上そのもの！

「肉料理 まつむら」で特筆すべきは、徹底した素材へのこだわり。仕入れには特に気を使っており、上質でないと判断した食材は返品することもあるのだとか。そのため商品が品切れになることも少なくないそうです。こちらで提供されるお肉は、松阪牛や最高級の黒毛和牛肉だけ。A5ランク、BMS10以上のロースとヒレのみを取り扱うという徹底ぶりからも、素材へのこだわりが伺えます。もちろん、こだわり抜かれているのはお肉だけではありません。お米には地元三重県産のコシヒカリを使用。三重県の大自然に育てられたコシヒカリは、豊かな風味を感じることができ、お肉との相性も抜群です。「とにかく身体に良いものを」と、薬味の山葵や味噌には無添加を使用。味だけでなく、ヘルシーな食材が使われているのは嬉しいポイントですね。

しゃぶしゃぶ料理は、10〜3月の限定メニュー。松阪牛と黒毛和牛の2種類から選ぶことができます。薄くスライスされたロースは口の中でとろける柔らかさ！ 余分な脂をしっかりと落としているので、さっぱりとした食感で食べやすく、脂っこいのが苦手な人にもおすすめです。自家製のゴマダレ、ポン酢ダレにつけて食べれば、またひと味違った味わいが楽しめそう。

「松阪牛といえばすき焼き」と思う方も多いですよね。こちらのすき焼きはほかのお店とはひと味違い、割り下は一切使わず砂糖と醤油のみの味付け。これも素材にこだわるまつむらならではの調理法で、深い肉の味をしっかりと味わってほしいという店主の思いが感じられます。お肉は、1頭500kgあたり40kgほどしか取れない超貴重な最高級ロースを使用。 適度な厚みにスライスしたロースを、炭火で熱された鉄鍋でじっくり煮込みます。お好みで卵にお肉を絡めれば、コクのある味わいも楽しめそう！

「お肉はやっぱり豪快にほおばりたい！」そんな方は最高級のお肉を分厚く切ったステーキはいかがでしょう。松阪牛のシャトーブリアン、サーロイン、特上黒毛和牛テンダーロインなど、最高ランクのお肉を豪快にパクリといただけば、口の中から広がる至福のひととき♪ 焼き加減は特にこだわられていて、熟練の職人がお肉一枚一枚の質を見極め、最適な焼き加減で焼いていきます。店主おすすめの焼き加減は、レアorミディアムレア。厚みがありながらも柔らかくて食べやすいので、お年寄りから小さなお子様まで、家族団らんの食事にもぴったり。自家製の秘伝ダレにつけて食べれば、さらに美味しく豊かな風味を味わえますよ。

「一生に一度は召し上がっていただきたい」と店主がイチオシするのは、松阪牛ヒレのあみ焼き！ 1頭500kgの牛から8kgほどしか取れないうえに、メニューとして出せるのはたった4kgという貴重なヒレ肉を使用した一品です。自家製の秘伝ダレにくぐらせて、炭火でじんわりと焼いていけば極上の食体験に！ たとえようのない柔らかさと旨味に加え、炭火の香りがよりお肉の味わいを引き立たせます。大根おろしや山葵などの薬味とともに食べれば、また違った味わいに！