大道旧山本家住宅

大道旧山本家住宅

大和棟古民家 国登録文化財 大道旧山本家住宅

 大道旧山本家住宅は、竹内街道に面し、付近の道しるべや伊勢燈籠などとともにかつての賑わいと面影を今に伝え、街道の歴史的景観に寄与しています。
 主屋は、桁行が7間半、梁間が5間、屋根はいわゆる大和棟の形式で、茅葺きの切妻屋根の両側を本瓦葺きがなされています。小屋構造は扠首組、軸部には差鴨居が用いられ、座敷と仏間は長押を廻し、仏間のみ竿縁天井で、他は根太天井となっています。建築年代について決め手となる資料はありませんが、構造手法から見て江戸末期と推定されます。
 主屋北西には大正元(1912)年の棟札の残る離れがあり、構造は入母屋造、桟瓦葺きで、庭をはさんで渡り廊下で主屋とつながれています。
 旧山本家住宅は、竹内街道の景観を強く印象づける民家として、平成14年に国の登録文化財となりました。

写真

大道旧山本家住宅と伊勢灯篭

大道旧山本家住宅と伊勢灯篭

基本情報

住所
〒583-0992 大阪府南河内郡太子町大字山田1855番地
TEL
0721-98-3266
最寄り駅
近鉄南大阪線または長野線「上ノ太子または喜志」駅より金剛バスで「太子町役場」下車 徒歩約15分
開館時間
10:00 ~ 16:00 (最終入館時間 15:30)
竹内街道灯路祭り(10月第2土曜日)開催時は開館
夜間開館
入場料
通常時: 有料
特別展示料: 無料
休館日
月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
祝日は開館

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