福井県ふるさと文学館

福井県ふるさと文学館

福井ゆかりの作家の作品や福井を描いた作品を堪能できます!

図書館、文書館を併設した複合施設です。展示室には、福井ゆかりの作家29人と福井を描いた様々な作品を紹介するゾーン、日本の近現代文学を代表するゆかり作家5人(津村節子、水上勉、高見順、中野重治、三好達治)を紹介するゾーン、大型企画展を開催するゾーンの3つがあり、自筆原稿や愛用品、映像・音声等を紹介しています。このほか、著名作家の講演会や文芸創作講座等も行っており、文学に親しみ、学び、交流できる施設です。

コレクション展 新収蔵  津村節子展~津村節子という生き方~

 津村節子は、1928年福井市に生まれ、小学生の頃から作家になることを夢見るようになりました。東京に移住し、学習院大学短期大学部を卒業した後は、作家・吉村昭と結婚。1965年には小説「玩具」で芥川賞を受賞し注目されました。受賞を機に福井を訪れた津村は、『花がたみ』(1995)『絹扇』(2003)などで故郷・福井の女性を描きました。その後も、夫の死と向き合った『紅梅』で2011年に菊池寛賞を受賞、2016年には文化功労者に顕彰されています。
 このたび、当館は、津村節子氏の代表作である、『流星雨』(女流文学賞受賞作)や『智恵子飛ぶ』(芸術選奨文部大臣賞受賞作)、自伝的小説の『茜色の戦記』『星祭りの町』『瑠璃色の石』、歴史小説『黒い潮』の自筆原稿をご寄贈いただきました。これらの作品には、様々な時代に懸命に生きた女性たちの心奥が描かれています。
本展では、新収蔵資料を中心に、半世紀以上にわたり、書くことに向き合い続ける作家・津村節子の軌跡と作品世界に迫ります。

写真

福井県ふるさと文学館外観

福井県ふるさと文学館外観

基本情報

住所
〒918-8113 福井県福井市下馬町51-11
TEL
0776-33-8866
FAX
0776-33-8861
最寄り駅
JR「福井」駅よりフレンドリーバスで15分下車すぐ
URL
URL
E-MAIL
bungakukan@pref.fukui.lg.jp
開館時間
09:00 ~ 19:00 (最終入館時間 19:00)
閉館時間:19:00(土・日・祝は18:00)
最終入館時間:規定なし
*コロナウイルス感染拡大防止のため、臨時休館や開館時間を短縮する可能性がありますので、ホームページ等でご確認ください。
夜間開館
入場料
通常時: 無料
特別展示料: 無料
休館日
月曜日
祝日の翌日(翌日が土曜日、日曜日の場合は除く)、年始年末、蔵書資料等点検期間、清掃整理日、第4木曜日(月によって変更あり)※詳しくはカレンダーをご覧ください。
ユニバーサル設備
車いす使用者等用駐車場、車いす使用者対応トイレ、視覚障害者誘導用ブロック、音声誘導装置、車いす貸出、ベビーカー貸出、授乳室、筆談対応

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