世界遺産 百舌鳥・古市古墳群を訪ねてみよう!

世界遺産 百舌鳥・古市古墳群を訪ねてみよう!

2024年04月26日

The KANSAI Guide

①仁徳天皇陵古墳

仁徳天皇陵古墳は、エジプトのクフ王のピラミッド、中国の秦の始皇帝陵と並んで世界三大墳墓の一つと言われています。
古墳とは墳丘墓のことで、この古墳は全長約486メートル。後円部の直径は249メートル、高さは35.8メートルです。
非常に大きいので、古墳を囲む遊歩道を歩いて一周すると1時間はかかります。仁徳天皇陵古墳の前方後円墳は世界文化遺産の構成資産の一つで、国の重要文化財に指定されています。

仁徳天皇陵古墳

仁徳天皇陵古墳

②大蔵屋

大蔵屋では、様々な文化体験ができます。
日本の伝統的な工芸品や現代的な工芸品を見学し、日本の精神が凝縮された本物のお土産を購入することができます。
ワークショップに参加して自分だけの作品を作り、日本の伝統に直接触れてみましょう。
歴史好きの方も、単に日本文化の真髄に触れたい方も、大蔵屋では、過去と現在をつなぐ隠れた魅力を発見することができます。
日本の心への冒険はここから始まります。

大蔵屋

大蔵屋

③澤田八幡神社

古市地域には、1600年以上前に王侯貴族やその関係者が埋葬された古墳が数多くあります。
1922年、近鉄南大阪線の鉄道建設が決定されたとき、これらの聖地を乱すことなく、いかにしてこの計画を進めるかが大きな課題となったと言われています。
最終的に、近鉄南大阪線の線路が通ることになったのは澤田八幡神社の境内で、地元住民の支持もあって建設が進められました。
そして1924年、澤田地区に応神御陵前駅と土師ノ里駅が開業しました。

澤田八幡神社

澤田八幡神社

④点在する古墳群

日本古来の古墳は、鍵穴型から円形まで、さまざまな形をしています。もともとは土で造られていた古墳は、時間の経過とともに緑に覆われるようになりました。
これらの古墳は、王の一族や一族の関係者など、重要な人物を祀り、埋葬する役割を担ってきたため、神聖な場所へと変化していきました。時が経つにつれて、儀式と崇敬の念が、歴史、祖先崇拝、社会の価値観を結びつけ、崇敬される場所としての地位を形成しました。
これらの神聖な塚は文化遺産の複雑なシンボルとなり、過去を保存し、進化する日本の精神的・社会的タペストリーを反映しています。

点在する古墳群

点在する古墳群

⑤こふん前カフェIROHA

古墳の前にあるカフェいろはで、歴史と味わいが交錯する体験をしてみませんか。
緑豊かな公園や古墳の近くにある広々としたカフェで「世界遺産の街」をテーマにしたメニューが楽しめます。
古墳にインスピレーションを得たユニークな装飾で過去に浸ってみませんか。
リラックスした雰囲気の中で一品一品を味わい、古墳や地域の豊かな遺産とつながる、堺をテーマにしたお土産を持ち帰るチャンスをお見逃しなく。

こふん前カフェIROHA

こふん前カフェIROHA

⑥堺市茶室「伸庵」

堺市茶室「伸庵」は、大阪府堺市にある日本の伝統的な茶室です。
この本格的な茶室では、日本の茶道の芸術とお茶の文化に浸ることができます。
伝統的なスタイルでデザインされた茶室では、静かで落ち着いた雰囲気の中、抹茶と伝統的な和菓子をお楽しみいただけます。
和菓子の中には、仁徳天皇陵を模した鍵穴型のものもあります。
熟練の茶人による丹念な抹茶の点て方を味わうとともに、茶道の優雅な儀式や作法を体験することができます。
堺市茶室「伸庵」では、日本の茶文化の真髄を味わうことができます。

堺市茶室「伸庵」

堺市茶室「伸庵」

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