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異国の文化と歴史を今に伝える異人館
ラインの館(旧ドレウェル邸)は大正4年(1915年)にフランス生まれのJ.Rドレウェル夫人により建築され、大正9年(1920年)に亡くなるまでこの館で暮らしました。この建物は大正初期の建築ですが、木造2階建下見板張りオイルペンキ塗りで、開放されたベランダ、ベイ・ウィンドゥ、軒蛇腹、よろい戸など、明治時代のいわゆる神戸の洋風建築物の様式をそのまま受け継いでいます。建物は主屋と付属屋からなり、主屋は庭のほぼ中央に南面して建ち、1階の開放されたベランダは、その特徴をよく残しています。
建物の耐震対策・保存修理工事のために休館していましたラインの館は、2019年4月、リニューアルオープンし、伝統的建造物群保存地区の案内センターとして、まちあるきの案内や北野町・山本通の歴史を映像で見ていただける展示施設となりました。
外観画像
館内画像
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